シニア犬・高齢ペットの長距離引っ越し|負担を減らす準備と移動

最初に獣医師へ相談する
移動距離、方法、日程を伝え、次を確認します。
- 長距離移動に耐えられる健康状態か
- 薬、食事、給水、排泄の時刻
- 車酔い、不安、痛みへの対応
- 緊急時に注意する症状
- 診療情報と薬の予備
AAHAも、シニア犬の移動方法を事前に獣医師へ相談するよう案内しています。
移動方法の選び方
乗り換えや積み替えが少なく、温度・休憩・姿勢を調整できる方法を優先します。公共交通機関では持ち運びが必要になるため、体重や介助人数を確認します。車では長時間同じ姿勢にならないよう計画します。
飼い主と一緒の貸切車両は、投薬や体調確認をしやすい選択肢です。ただし、移動そのものが危険な状態では延期も検討します。
乗降と車内
AAHAは、移動能力が落ちた犬にスロープや滑り止めを使う考え方を紹介しています。
- 幅が十分な低勾配のスロープ
- 滑りにくい床材
- 補助ハーネスや担架
- 体圧を分散する寝床
- 荷物と分離した安全な区画
無理に飛び乗らせず、大型犬を一人で抱えないようにします。寝たきりの場合は体をねじらず、獣医師から移乗方法を教わります。
移動中の確認
呼吸、意識、体温、痛み、姿勢、皮膚の圧迫、排泄、飲水を普段と比較します。休憩のたびに歩かせることが正解とは限りません。立位が難しい犬は、姿勢を変え、必要に応じて排泄や給水を介助します。
薬は引っ越し荷物へ入れず、予定日数より多めに手元へ置きます。服用時刻を移動予定表へ記載します。
認知機能が低下している場合
知らない音や環境で混乱しやすいため、いつもの毛布、におい、寝床を持参します。頻繁に場所を変えず、声掛けと介助を担当する人を決めます。新居では家具配置を単純にし、階段や隙間を塞ぎます。
新居到着後
最初から家全体を歩かせず、水、食事、寝床、トイレを近い範囲へ配置します。滑る床にはマットを敷き、段差を減らします。食事量、飲水、尿、便、睡眠、呼吸を記録し、普段と大きく異なる場合は新居近くの動物病院へ相談します。
まとめ
高齢ペットでは「早く着く」より「状態を保って着く」ことが重要です。介助が必要な大型犬にも対応できるか、業者へ具体的に確認してください。犬の車移動の詳細も参考になります。
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